2014/09/12

「バイリンガルニュース」マミさんの英語勉強法

「バイリンガルニュース」っていうPodcastがありまして、
 バイリンガルの二人が、自分たちでピックアップしたニュースについて日本語と英語で語り合うっていう番組です。

言ってみればそれだけなんですけど、すごく面白いんです。

この番組をやっているパーソナリティの一人が、日本人の「マミさん」。
日本生まれ日本育ちのバイリンガルということで、どうやって英語を習得したのか、ずっと気になっていました。

検索してみるとインタビュー記事がちょこちょこヒットするので読んでみると、「アメリカに親戚が住んでいる」とか「家族が英語ペラペラ」とか「ハワイによく行く」とか、環境的なことが多く、英語学習者へのアドバイスも「恥ずかしがらずに話すこと」みたいな感じで外国と縁遠いコミュ障の自分にはあんまり参考になんねーなと思ってました。

が、今回また検索してみたら、ついにマミさんが英語習得の歴史を振り返るというコラムが見つかりました。

Mami 日本育ちのバイリンガルが自己分析! 英語ペラペラへの道とは?<バイリンガルニュースMamiの文字おしゃべり> - 幻冬舎plus
http://www.gentosha.jp/articles/-/2345

※登録せずに全部読めるのは最新3記事だけなのかな?という感じがするので、読みたい方は早めに読んだ方がいいかもしれないです。

これによると、英語の歌のCDを聞いて歌ったり、アメリカ育ちのいとこに音読の練習を手伝ってもらったり、ティーン雑誌読んだりと、小さいころからかなり英語が身近だったみたいです。
先日書いた、「英語が目的じゃなく手段化してる」状態ですかね。

ここまでならやっぱ環境に恵まれてたんじゃん、という話ですが、ここからが違います。

まず私がすごいと思ったのは、中学高校で採用されていた『Progress In English』という教科書の丸暗記
プログレスって私は実際に見たことはないんですけど、 きちんとこなせば力はつく代わりに相当難しい教科書だと聞きます。

大学受験の時も、ライバルは英語ネイティブの人たちだったそうで、英語が母国語の人のためのSAT(アメリカのセンター試験)を受けたそうです。

つまりネイティブスピーカーにとっての国語の問題を、外国語というハンデを背負って解かなければならないということ。
勉強方法は、「単語はもう丸暗記して、読解問題の文章をひたすら読みまくる」
すごいの一言です。

実際の勉強内容もさることながら、もう一つすごいと思ったのは、高校の時にホームステイをしたり英会話に通ったりしたそうなんですけど、それも「話すのに慣れさえすれば!」と自分なりの必然性を感じてのことだということ。

相当な努力家なんですね。
「恵まれてるなー、いいなー」とか思ってほんとごめんなさい。

この中でマミさんが挙げているポイントは、
  1. 幼少期からずっと一貫しているのは「声に出している」
  2. 5大項目「聞く」「読む」「仕組みとして文法を理解」「話す」「単語を増やす」をまんべんなく
  3. 継続する
の3点。

うん、王道だ・・・。
でも実際英語ペラペラで、日常会話だけでなく難しいことも話せる人がいうと説得力あります。

私はスピーキングは苦手だけど必要性をあんまり感じないから、とりあえずリーディングとリスニングがんばろーと思ってましたが、そんなふぬけたこと言ってちゃダメですね。
どうにかスピーキングも勉強に盛り込もうと思いました。
5大項目をまんべんなく。うん。文法も復習しよう。

最後に、私含め、英会話教室に夢を持ってる日本人って多いんだろうなーと思った部分を引用させていただきます。
マンツーマン英会話教室で得られるのは「話すのに慣れる」ことです。文法の説明をしてもらったり、昔習ったけど忘れちゃった文法をおさらいするために使うのは難しいです。なぜなら、英語を母国語としていて、日本人に英文法をきちんと説明できる人はかなり珍しいからです。平均的な日本人が日本語の文法を外国人に説明できないのと同じです。そういう技術がある人は、文法を教えるクラスがある英語学校でフルタイムで働けるので、わざわざ誰でもできてバイトだらけのマンツーマン英会話教室では働きません
下線を引いたのは私ですが、マミさんのこういうはっきりした物言いが大好きw
最近忙しくてあんまり聞けてないんですけど、時間見つけてがんばろーっと。

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