2013/09/30

「頭の中で音読」をやめる

英語を黙読する時に、ついつい頭の中で音読をしてしまいます。

頭の中で音読すると内容が頭に入ってきやすいので、その点ではいいのですが、文章を目で追うスピードが音読のスピードを越えないので、どうしても速く読むことが出来ません。

受験生時代は普通に目で追うだけで内容が頭に入ってきたのですが、いつのまにか頭の中の音読なしには読めなくなっていました。昔はできていただけに、「できなくなった」と思うと余計にイライラ。


で、どうすればこれをやめられるのか、方法について検索してみたところ、(日本語の)速読についてのテクニックが参考になりました。

速読術の基本中の基本、頭の中の「音読」を抑える方法
http://lifehacking.jp/2009/08/speedreading-with-meaningless-words/

このページに出てくる「舌ベロベロ法」です。

「舌ベロベロ法」とは、上のページから引用させていただくと、「口のなかで「ら、ら、ら」といってるように軽く舌を上下に動かしているだけでも同じように心の音読を抑制して、目のスキャンを高速化できる」というものです。

これのもとになったのはマントラのような、(日本語としては)無意味な言葉を唱え続けることで音読を抑制する方法で、これを口の中の動きだけにしたのが「舌ベロベロ法」だそうです。
(マントラを使う方法も、家でやるぶんにはいいんですけど外でやると人目が……。)

「舌ベロベロ法」で口をもごもごさせていると、いつの間にか集中できています。不思議。

おそらく、連動してしまっている「目で文章を追う」と「頭の中で音読する」という2つの作業ををいかに切り離すかが肝なので、そのスイッチの切り方はいろいろあるでしょう(「マントラ法」は「頭の中の音読」と干渉するような作業をすることでスイッチを切っているんだと思います)けど、スイッチをすんなり切れるようになるまで、しばらくはこの方法を続けてみるつもりです。


本題とはずれますけど「英語を速く読めない」原因には、頭の中の音読の他にも「いちいち日本語に訳しちゃう」「日本語に訳さないまでも、日本語の語順に並び替えて読んじゃう」といったものがあります。

そういう場合は、英語→日本語ではなくて、英語→イメージ←日本語という感じで、英語をイメージを結びつける練習をするといいのかなーと思います。



※ちょうど1年経ったのでその後を書いてみました!

“「頭の中で音読」をやめる”のその後
 http://burninglooove.blogspot.jp/2014/09/blog-post_30.html

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